納豆のパワー

私のような「発酵好き」にとって納豆はなかなか手ごわい相手のようです。手ごわいと言うのは、「すごい」ということです。聞くところによれば、納豆は寒さにも暑さにも強い菌らしく、 -100℃や+100℃になっても死滅しないということらしい。なので、冷凍保存もかのうで、なんと、炒飯にしても菌が生きてる、というらしいのです。その納豆菌は自分にとって心地良くない温度や環境になると「芽胞」になり、冬眠状態になります。自分が好む温度や環境になると増殖を開始します。この増殖力がすごくて、他の増発酵物を作っている日には納豆を食べないようにこころがけています。

納豆菌は無農薬の稲わらに存在していて、蒸した大豆を藁と一緒にして暖かい場所に置いておくと、納豆をつくることができます。皆さんご存知の通りです。納豆菌は枯草菌の一種で、学術名はバチルス・サブチリス・ナットーとナットーがついているのです。納豆に関して、豆ごはんの話から、次のような会話がありました。Hさん曰く、「納豆が大好きで毎日食べているよ」というのですが、さらに、「豆も好きでよく豆ごはんを作るんだけど、何故だか何時間かしたら豆ごはんが糸を引くようになるのです」と言います。

それって毎日納豆を食べているから、Hさんの家に納豆菌が空気にいるからなんじゃないかな?と思います。そしてさらに、Hさん曰く、「なるほど。それって、父がきのこ狩りが好きでいつも前日は納豆を食べないのと一緒だね。納豆食べて行ったら次の年きのこ生えないって言ってたよ。知らないで食べた人が居たことがあって、次の年きのこ生えてなくて父が怒ってたのです」とのことでした。私は、そこまで知らなかったのですが、とても興味深い話でした。酒蔵の人とか味噌蔵の人が納豆を食べないというのは聞いた事があったのですが、きのこ狩りにも納豆を気を使う必要があったとは。恐るべし納豆菌。納豆菌って最強なのか、と2人して納得したのでした。この納豆パワーですが、犬の皮膚病にも効果があるらしく、愛犬に試してみたいものです。あのニオイなので、犬に食べさせるのは難易度高いのですが。